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25年度元気な高齢者社会参加支援モデル事業ー現地交流会ー

南リアス線三鉄車両を貸切り、交流会を実施

3/7、三鉄車両を貸し切って、一関市と大船渡市の高齢者のみなさんが集まって、シニアわくわくサロン現地交流会を開きました。

定年退職後の自由な時間を活用して、地域でのボランティア活動や仲間づくりを考えている高齢者をのみなさんを対象にワークショップ(サロン)、勉強会、講演会を実施してきまいたが、25年度の最後は、みなさんが一堂に会し、高齢者の社会参加について意見を交わしたほか、被災地の復興事業や両市で高齢者が取り組む活動事例を紹介しました。


被災地における復興活動
NPO法人夢ネット大船渡の岩城理事長から、仮設住宅で行われている手芸教室、パソコン教室、盛駅でのイベントなどについて紹介がありました。続けて、車窓から見える被災地の状況を眺めながら、明治29年の大津波に触れ、「災害は忘れられる。防潮堤は命を守ってくれるのではなく避難のための時間稼ぎ」という言い伝えを紹介しました。




その後参加者からは、一関市や大船渡市お活動事例(外国人妻への支援、高齢者によるチンドン屋活動、被災地での桜の植樹活動など)が紹介されました。


恋し浜駅
道中、恋し浜駅に立ち寄り、参加者は各自、ほたての貝殻に願い事を書いたり、「愛の鐘つき」をしました。








定年後は人を楽しませたい
岩手県立大学の倉原宗孝教授をコーディネーターに参加者の意見を取りまとめました。その中で、大船渡市でチンドン屋活動をしている山下さんに質問がありました。
「なぜチンドン屋をやろうと思ったのか?」と。



山下さんは、「定年を迎えてから、高齢者を楽しませたいという動機で始めたが、その後、全国チンドン屋大会で優勝し、一気に向上心が芽生えた」と答えました。



参加者からは、「いろんな地域の人が一堂に会して情報交換の場を持てるのは大変意義のあることだ」などの意見がありました。



 
いわての保健福祉支援研究会